更年期になってから、今まで平気だったはずの「暑さ」が急につらく感じられることはありませんか?
特に突然やってくるホットフラッシュ。顔からサーッと血の気が引くような感覚のあとに、突然ダラダラと汗が噴き出し、顔が真っ赤になってしまう……。夏はもちろん、実は冬場でも、一年中「暑さ対策グッズ」が手放せなくなりました。
暑がりな私の夏の過ごし方は、こちらの記事でも詳しく書いています。
>>更年期で人一倍暑い!50代暑がり女性が実践している夏の暑さ対策
ホットフラッシュの原因や対策についてはこちらで詳しくまとめています。
>>更年期のホットフラッシュとは?突然暑くなる原因・症状・対策
これまでネットの口コミやSNSを見て、本当にいろいろなものを試してきましたが、結局のところ「毎日のように手が伸びて、今も使い続けているもの」だけが手元に残りました。
今回は、50代の私が実際に使って「本当に助けられた!」と心から思っている愛用グッズを7つ、リアルな本音レビューと合わせてご紹介します。
私が暑さ対策グッズを選ぶ「4つの基準」
世の中にはたくさんの便利グッズがありますが、私が更年期を乗り切るためにアイテムを選ぶときは、以下の4つの基準を大切にしています。
- 汗をかいても、そのあと快適に過ごせること
- 毎日手軽に使える(出し入れやお手入れがラクな)こと
- お出かけのときも、バッグに入れて持ち歩きやすいこと
- 初期投資が少し高くても、長い目で見て「コスパが良い」と思えること
いろいろなものを試してみたからこそ、今は「本当に自分の体をラクにしてくれるもの」を厳選しています。
1. ミレー ドライナミック メッシュ タンクトップ(ブラカップ内蔵)
登山用品だけど普段使い。汗冷えを防ぐ最強のインナー
「インナーにこの値段?」と最初は少し躊躇したのですが、今では「買って本当によかった!」と大満足しているのが、登山ブランド・ミレー(MILLET)のメッシュインナーです。
伸縮性のあるすごく柔らかい特殊なメッシュ生地でできています。
これが、「肌面の汗をすばやく吸収して、外側の服へと拡散してくれる」という優れもの。汗をかいても肌にペタッと張り付く不快感がほぼ消滅し、常にサラサラしたドライ感をキープしてくれます。
- ここがお気に入り:
汗だくになっても服の汗染みを気にしなくていいですし、汗が引いたあとの「ヒヤッとする汗冷え」がありません。夏場はもちろん、暖房で汗をかきやすい冬場も大活躍してくれます。 - ちょっと気になるデメリット:
お値段は少し高めです。また、ネットのレビューを見ると「スケスケで見た目に驚く」という声が多いですが、私が愛用しているタンクトップタイプはブラカップ内蔵なので、個人的には見た目もそこまで気にならないと思います。
2. SUO(スオ)クールネックリング
自宅でも外出でも大活躍。我が家には5本常備しています
首元を優しく冷やしてくれる、28度以下で自然凍結するネックリング。すっかり定番になりましたが、私は自分用に5本常備してローテーションしています。
特に愛用しているのが、太めタイプの「SUO RING PLUS」、予備用の「キッズサイズ」です。
- SUO RING PLUS:
通常タイプより一回り太いため、肌に触れる面積が広くてより冷たく感じます。冷たさの持続時間も長めなので、自宅にいるときはほぼこれを使います。 - キッズサイズ:
軽くてコンパクトなので、外出時の予備としてバッグに忍ばせておくのに便利です。少し小さめですが、首回りにきゅっとジャストフィットするので、個人的には窮屈感なく使えています。
【私のリアルな使い方】
ベッド脇やリビングに数本を「待機」させています。
ホットフラッシュの予兆を感じたり、カッと熱くなったりしたらサッと装着。おさまったら外す、という使い方をしています。
⚠️【冷やしすぎに注意】私の体験談
私は首を冷やしすぎると肩こりが悪化しやすいタイプです。以前、肩こりを避けようと胸元ばかり冷やし続けたとき、胸の上の筋肉が重だるく痛くなってしまったことがありました。
それ以来、「冷やせば冷やすほどいい」というわけではないと実感。現在は同じ場所を冷やし続けず、その日の体調に合わせて首・胸元・脇など、当てる場所や時間をこまめに変えるようにしています。自分の体に合う心地よい使い方を見つけるのが大切ですね。エアコンとの付き合い方も含めて工夫するようにしています。
>>【更年期のエアコン問題】「暑いのも寒いのもつらい…」50代の私がたどり着いた、消耗しない温度との付き合い方
首掛け扇風機との比較は?
一時期流行った「首掛け扇風機」も試してみたのですが、私には合いませんでした。
理由は、本当に暑い猛暑日には「熱風」を浴びているように感じてしまったことと、耳元でブーッとなる動作音が思ったより気になってしまったためです(※感じ方には個人差があります)
静かに、じんわり冷やしてくれるSUOのリングが私には一番合っていました。
3. 氷のうボトル(真空断熱仕様)
手のひらを冷やせる、外出時の救世主
一見、普通のスリムな水筒のようですが、中に水を入れて冷凍庫で凍らせ「氷のう」として使えるボトルです。
- ここがお気に入り:
体温を効率よく下げてくれると言われる、手のひらの「AVA血管」をギュッと握って冷やすことができます。もちろん、首筋やほてった顔に当てるのも気持ちいいです。
結露ができない真空断熱タイプなので、バッグの中が濡れる心配もありません。中の冷たい水を「水分補給」としてゴクゴク飲めるのも嬉しいポイント。 - 冬も使える高コスパ:
実はこれ、冬場はお湯を入れれば「ミニ湯たんぽ」や「カイロ」に早変わりします。一年中無駄なく使えるので、持っていて損はないアイテムです。
4. Wpc.(ダブリュピーシー)の自動開閉 折りたたみ日傘
遮光率100%!あるとないとでは体力の消耗が違います
更年期の体にとって、夏の直射日光は体力をゴリゴリ削っていく天敵です。
真夏はホットフラッシュと熱中症の区別も大切だと感じています。
>>「更年期だから暑い」の思い込みは危険?熱中症との違いと、私が夏を乗り切るために変えたこと
Wpc.の日傘は、遮光率100%、UVカット率100%、UPF50+という頼もしさ。差した瞬間に、自分だけの涼しい「日陰」を持ち歩いているような感覚になります。
- ここがお気に入り:
ワンタッチで開閉できる「自動開閉タイプ」なので、サッと開けて、たたむのもスムーズです。軽くてコンパクトなので、季節を問わず一年中バッグに入れっぱなしにしています。
5. 接触冷感UVパーカー
炎天下は、むしろ着ているほうが涼しい
「夏に長袖?」と思われるかもしれませんが、直射日光のジリジリした熱を肌に直接通さないため、炎天下ではむしろ着ていたほうが涼しく感じます。
もちろん、お出かけ先のスーパーや電車内での「冷房直撃対策」としても優秀。
最近は、フードがないカーディガンタイプの「SEA BREEZE(シーブリーズ)接触冷感UVカバー」を買い足しました。
- ここがお気に入り:
肌に触れるとサラッとしていてひんやり冷たく、腕の内側がメッシュになっているので風通しも抜群です。付属の巾着袋に小さくまとまるので、バッグへの携帯用としても重宝しています。
(※サイズ感はややゆったりめなので、私は普段よりワンサイズ下を選んでちょうど良かったです!)
6. ブレインスリープ コンフォーター オールシーズンズ(ブランケット)
暑い時は涼しく、寒い時は暖かく。寝苦しい夜の相棒
宇宙服のために開発されたという、革新的な「調温素材」が使われている寝具です。
暑いときは熱を吸収して涼しく、寒いときは熱を放出して暖かく保ってくれるため、夜中にホットフラッシュと冷えが交互にやってくる更年期の眠りにぴったりです。
- リバーシブル構造:
ひんやり気持ちいい「接触冷感」の面と、もっちり暖かい「ピーチスキン」の面があり、その日の体感に合わせて使い分けられます。 - ブランケットサイズがおすすめな理由:
私はあえて、シングル布団サイズではなく小さめの「ブランケットサイズ」を選びました。サイズが小さいほうが就寝時の温度調整などに扱いやすく、お値段もお手頃なのでコスパも抜群。
ホックがついているので、肌寒いときにケープのように肩から羽織ったり、腰に巻いて巻きスカートのように使うこともできて、リビングでも大活躍しています。
夜中の暑さと朝方の冷えに悩んでいる方はこちらも参考になると思います。
>>【更年期の睡眠対策】夜中に暑くて目が覚める!ホットフラッシュと朝方の寝冷えを防ぐ「新・快眠ルール」
リカバリーウェアの違いが気になる方はこちらの比較記事もどうぞ。
>>ベネクスvsブレインスリープvsBAKUNEを徹底比較!更年期の「暑いのに寒い」に最適な1着は?
7. 車用 傘型折りたたみサンシェード
車ユーザー必須。乗り込んだ瞬間の「モワッと感」を防ぐ
車を運転される方にぜひ試してほしいのが、フロントガラス用の傘型サンシェードです。
フロントガラス全面をしっかり覆って紫外線約99%カット。猛暑時の車内温度上昇を防ぎます。
- ここがお気に入り:
パッと傘を広げるような感覚で、一瞬でフロントガラスに設置できます。
これをしておくだけで、夏の車内温度が劇的に変わります。「ハンドルが熱くて握れない!」というストレスがなくなり、エアコンの効きもよくなるので、更年期の体に余計な熱がこもりません。 - さらに快適にするコツ:
私は左右のドア窓用に、マグネットでペタッと簡単に付けられる「ウィンドウカーテン」も追加しました。日差しを遮るだけで、車内の快適度が格段にアップしますよ。
【番外編】家の暑さ対策で買ってよかったもの
家の中を少し工夫するだけで、更年期の暑さはぐっとラクになります。私が実際にやってみて効果を実感した3つの対策をご紹介します。
暑い夏を快適に過ごす工夫についてはこちらでも紹介しています。
>>【更年期は夏に悪化する?】「私だけ暑い…」の正体と、暑さでホットフラッシュがつらくなった私の体験談
① 除湿機
「暑い」と感じる原因の多くは湿度にあります。
除湿機を回して部屋の湿度が下がるだけで、体感温度が下がってサラッと過ごしやすくなります。部屋干しの洗濯物もカラッと乾くので、一石二鳥です。
② サーキュレーター
エアコンの冷気を部屋全体に循環させるために使っています。
足元ばかりが冷えて上半身がのぼせるのを防いでくれますし、冷暖房の効率が上がるので節電にも繋がっています。
\ 我が家で大活躍しているサーキュレーター付き除湿機はこちら /
③ 窓用の遮光遮熱シート
西日がきつい寝室の掃き出し窓に設置しました。
外からの熱気をカットしてくれるので、エアコンの効きが格段に変わりました。実は冬場も外の冷気を防いでくれるので、一年中部屋の温度を一定に保つのに役立っています。
更年期になって思ったこと
更年期を迎える前は、「暑さくらい、我慢できる」とどこかで思っていました。
でも、更年期になって分かりました。
我慢をすると、想像以上に体力も気力も奪われてしまうんです。
ここでご紹介した暑さ対策グッズは、決して贅沢品ではありません。
毎日を機嫌よく、少しでも快適に、無理なく過ごすための「大切な味方」なのだと感じています。
暑さだけでなく、更年期にはさまざまな症状が重なることがあります。
更年期の代表的な症状はこちらに一覧でまとめています。
>>更年期症状は100種類以上?女性に現れる不調を一覧で解説
まとめ
今回ご紹介したものを、すべて揃える必要はありません。
「最近、どうも暑くてつらいな」「ホットフラッシュで消耗しているな」と感じている方は、まずはご自身の生活スタイルや好みに合いそうなアイテムを、どれか一つ取り入れることから始めてみてはいかがでしょうか。
便利な道具の力を少しだけ借りて、このゆらぎ期を「頑張りすぎず」に乗り切っていきましょうね。
